社員紹介

03 製造

八尾聡宥
  • 長浜バイオ大学 バイオサイエンス学部卒
  • 生物系専攻
  • 入社8年目

加工の最前線に立ちつつ
管理も担う
マルチなキャリアを実現

大学の先生から紹介され、会社見学をしたのがトップ精工との縁。「地元にこんなすごい精密加工技術を持った会社があるんだ!」と驚いたことを覚えています。私は生物学系の学部出身なので、工学系の出身者と比べれば加工の知識も経験も少なかったのですが、直感的におもしろそうと思いました。振り返ると、子どもの頃から手を動かしてモノを作るのが大好きでしたから、惹かれたのは自然な流れだったのかもしれません。取扱製品が半導体業界を中心とした特殊な部品であるため、長期的な成長が見込めることも決め手になりました。

私の仕事紹介

トップ精工の対応素材を大きく分けると、「セラミックス」と、モリブデンやタングステンなどに代表される「高融点金属」の2種類があって、私は前者を担当しています。当社にご依頼いただくお客様の製品は、深穴、溝、複雑形状など、加工方法が未知なものばかり。案件ごとに過去のデータも用いながら知恵を絞るのですが、理論値に合わせて加工プログラムを組んでも、一発必中で目標の精度が出せるとは限りません。むしろ、出せないことの方が多い。私は入社後、一筋縄ではいかないこの仕事に夢中になり、先輩方に教わりながら懸命に技術を身につけました。少し分かってきたと思ったら、また壁にぶつかることの繰り返し。でも、それゆえに解に辿り着いたときの爽快感は格別で、大きなやりがいを得られます。現在は、およそ30人の若手技術者を束ねる立場。重ねた苦労の数だけ成長できるこの仕事の醍醐味、そして不可能と思えることにも果敢にチャレンジし、道を切り開くトップ精工のモノづくりDNAを次世代に継承していくことも、私の大切な役割だと思っています。

トップ精工のいいところ

今まで世の中の誰もできなかった、あるいはやらなかった加工を成功させて、お客様や社会に価値を提供できること。そういうモノづくりを、さまざまな職種のメンバーと一緒にチームワークで取り組めるのがトップ精工の魅力だと思います。同じ建屋で営業や品質保証が一緒に仕事をしているので、試作をしたものをすぐに評価してもらったり、意見を聞いたりできます。ただ機械と向き合って孤軍奮闘するのではなく、多くの人とのコミュニケーションや他職種から学ぶことが日々たくさんある。謎解きをするようなその楽しさと成長実感が、次の「未知」に立ち向かっていくモチベーションになっています。

OFF SHOT

私は学生結婚をしたので、比較的早く父親になりました。週末は8歳・5歳になる子どもたちと思いきり遊びます。公園で走り回ったり、川遊びやバーベキューを楽しんだり。私にとって、このオン・オフのメリハリが良い仕事につながっていると感じます。

※インタビュー内容は2024年5月時点のものです。