技術職社員クロストーク
未来の後輩に伝えたい
トップ精工で働くおもしろさ
トップ精工で活躍する理系学部出身の若手社員3人が集まり、
クロストークを開催しました。
入社を決めた理由、仕事内容、得られる成長とは?
それぞれのリアルな体験や思いをご紹介します。
クロストークを開催しました。
入社を決めた理由、仕事内容、得られる成長とは?
それぞれのリアルな体験や思いをご紹介します。
私たちがトップ精工を選んだ理由
村岡
私がトップ精工に興味を持ったのは、スカウト型の就活サイトからインターンシップのお誘いを受けたのがきっかけ。それまで就職先として描いていた食品メーカーから、もう少し視野を広げたいなと思ったタイミングでした。なので、割と軽い気持ちで参加したんですけど、内容がすごくおもしろくて。技術力の高さを実感しましたし、社内の雰囲気の良さにも惹かれて、そのまま選考に進みました。
池田
僕もインターンシップに参加した時の印象がとてもよくて、トップ精工への入社を決めました、大学3年次のことです。ちょうどコロナ禍1年目で、企業説明会が中止になったりと混乱した時期。そういう中で開催されたリアル型インターンシップは、とても貴重な体験になりました。偶然なんですけど、その2カ月くらい前にバイクで近くへ花見に来ていて、不思議なご縁も感じましたね。
大川
僕も2人と同じく、インターンシップに参加したことがトップ精工との出会いでした。その後、面接の中で浅井会長が「当社は半導体業界との取引が多いけれど、電気電子系の知見が足りない。ぜひ君が学んできたことを生かして活躍してほしい」と言ってくださって、心が動きました。入社後のキャリアイメージが具体的になったというか。
池田
僕も、選考を通して「トップ精工は僕のことを本当に必要としてくれている」と感じました。理系学生として就活をしていると、大手も含めてたくさんの企業からオファーをいただきます。でも、内定承諾期間はたいてい長くて2週間。「それ以上は待てません」というスタンスで、僕の代わりなんていくらでもいることを思い知りました。対してトップ精工は、僕を唯一無二の存在として見てくれた。「あなたに入社してほしいから、待ちますよ」と。それがうれしかったですね。待遇も大手と同等でしたから、最終的に迷いは消えました。
大川
わかります。僕も「自分が納得できるまで就職活動を続けたい」という気持ちがありました。トップ精工がその気持ちを尊重してくれたことは、入社を決める要素として大きかったです。あと、売り手市場だから、エントリーした理系学生の多くは通しているんだろうなと思いきや、全くそうじゃないという事実を知って、驚きました。学生一人ひとりの適性や自社とのマッチ度を重視するトップ精工が僕を選んでくれたのなら、そこに意味があると思ったんです。
村岡
今日集まったメンバーは、入社時点の企業規模でトップ精工を選んでいない、という共通点がありますね。私は、中小企業であるトップ精工の技術が世界の先端企業から必要とされていることにすごく魅力を感じました。成長性があって、大手では味わえない経験が得られるんじゃないかと考えたんです。
池田
村岡さんは福岡県出身で、大学時代は北海道へ行って、就職先は長浜市ですよね。働く場所にこだわりはなかったんですか。
村岡
そうですね。長浜市はインターンシップの時に初めて来たんですけど、琵琶湖と山に囲まれていて、いいところだなと思いました。満員電車に乗って通勤するのは嫌だったので、マイカー通勤できるのも私には合っていたと思います。
大川
長浜市って本州のほぼ中央にあるし、新幹線の米原駅も近いから、案外どこへ行くにもアクセスがいいんですよね。僕は関東出身なんですけど、友だちと飲むために時々帰ってリフレッシュしています。
入社してみて感じたこと
池田
トップ精工は、ただ上司からの指示を待つんじゃなくて、自分がいいと思うこと、やってみたいことをどんどん発言して実践できる職場ですよね。経営層との距離も近いので、決裁のスピードがびっくりするくらい早い。自分の考えを持って積極的に動きたい人にはとてもいい環境だと思います。
大川
そこが大変なところでもあるのですが(笑)、やる気さえあれば技術職として早く成長できることは間違いありません。僕は昨年から、新規技術開発の案件に携わっています。それはおそらく世界でも前例のない拡散融合技術を使った加工で、実現すれば地球規模の未来に貢献できる可能性があり、トップ精工の新しい事業の柱にもなり得るプロジェクト。今は設備導入して半年しか経っていませんが、技術紹介用のサンプルを製作し、お客さんに現物を見てもらいながら提案してきた積み重ねが実を結んで、今では案件を複数抱えるまでに成長してきました。貴重な巡り合わせが入社2年目にして訪れたことをラッキーだと思ってがんばっています。
村岡
私はまだ新入社員で研修中の身なのですが、トップ精工はわからないことや知りたいことを、何でも質問できる雰囲気があると感じています。同じ拠点内にいろいろな職種の人がいて、幅広く知識を吸収できるので、勉強になりますね。
池田
村岡さんがおっしゃった通り、設計から加工、品質保証まで、多職種の人が近い距離で働いているのもトップ精工の特徴です。みんなで一緒にモノづくりをしていくプロセスが楽しい。当社に舞い込む案件て、ほぼ全てが誰もやったことがない難しい加工ですけど、難しいからこそ、達成感も、分かち合える喜びも大きいのだと思います。
大川
「トップ精工ならやってくれる」というお客様の期待に応えよう、みんなで絶対に実現させようという文化が根付いていますよね。同じ山頂へチームで一緒に走る感じ。だから、仕事をする中で上下関係とか部門の垣根を壁として意識することがなく、風通しがいいと思います。
トップ精工社員の働き方
池田
大川さんから社風の話が出ましたけれど、トップ精工の風通しのいい雰囲気は、会社が社員の働きやすさやコミュニケーションをいろいろな形でサポートしてくれることも大きいのかなと感じています。たとえば、休憩室に設置されている自動販売機の飲み物が1杯20円だったりとか。おふたりはどう思いますか?
大川
社員食堂も安くておいしい。1人暮らしの僕にとってはありがたいです。それに、社員数150人規模の会社で社内にフィットネスジムがあるところは珍しいかも(笑)。
村岡
年間を通じてバーベキューやスポーツ大会などの社内イベントがあると聞いているので、今から楽しみにしています。
池田
自分から声をかけていくと、交友関係の輪が広がって、プライベートが充実しますよ。僕は休日にキャンプとかテニスとか、いろいろ誘ってもらうようになって、趣味がすごく増えました。そうやってできたタテ・ヨコのつながりは、仕事をする上でもすごくプラスになっています。
村岡
素敵ですね。私もがんばってみます!制度面で見ると、正直、整っていなくても仕方ないと覚悟して入社したので、いい意味でギャップがありました。たとえば人事評価制度など、いろいろなものが現在進行形でアップデートされています。
池田
そういえば、新入社員研修も進化しているなと思いました。僕が昨年度の研修後に感想として「こうしたら、もっと良くなるのでは」と役員に話したことも取り入れられていて、びっくり。何かと改善スピードが早い会社です。
5年後の私はこうなっている!?
村岡
私はこれから配属が決まるんですけど、トップ精工なら、どの職種になってもおもしろそうだと感じています。まずは配属された場所で専門性を磨いて、この分野なら彼女に聞いてみようと頼られる人になることが目標。長期的にはライフイベントに変化があるかもしれませんが、自分らしくキャリアを重ねていきたいです。
池田
トップ精工は新しいことにどんどん挑戦する会社なので、僕はそういう環境、文化の中で自分を高めつつ、会社の発展に貢献していきたいと思っています。目指すのは、潤滑油のような存在。置かれた場所で自分にできることを精一杯考えて実践することで、プラスアルファの価値をもたらせる人になりたいです。
大川
僕の直近の目標は、いま携わっている拡散接合技術を確立させて、事業を軌道に乗せること。その経験を通して開発職として上を目指したいですね。ゆくゆくはまだこの世にない技術シードを見つけて、社会課題を解決する一助になりたいと考えています。
こんな人と一緒に働きたい!
池田
トップ精工の社員は、機械工学系出身者が多いイメージがあるかもしれませんが、実際は多様な専攻分野の人が活躍しています。実際、今日集まった3人も専攻はバラバラ。いろいろな人に可能性とチャンスがある会社だと僕は感じています。
大川
そもそも特殊なニッチ領域のモノづくりを極点まで追求している会社だから、入社時はみんな同じスタートラインに立つことになるんですよね。そこからどう成長して、新しい風を起こすかは一人ひとりの努力次第。トップ精工が蓄えてきた加工技術を、先輩や過去のデータからしっかり吸収していくと活躍できる人になれると思います。
池田
大川さんがおっしゃった通り、まずは謙虚に学ぶこと、「なぜ?」を掘り下げていく姿勢が大切だと思います。ミクロンの世界で起きることって、想像の範囲を超えているから。たとえば、ネジを締めたことでミクロンレベルで材料が歪むなんて、日常生活の中では考えもしないけど、実際に起こってしまう。そういうことをおもしろいと感じて、探究できる人にぜひ加わってほしいですね。
村岡
トップ精工は「モノづくりを肌で感じたい人」にとって、これ以上ない環境です。大げさではなく、「世界初」とか「前人未到」の技術を日々目の当たりにできますから。この魅力的な環境を生かして私も成長していきたいですし、同じ気持ちを持った人と一緒に楽しく仕事をしたいと願っています。
※インタビュー内容は2024年5月時点のものです。